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CF to SASI/SCSI変換ボード『変換番長』とX68000で遊ぶ(1) 実機のHDDデータを吸い出す

というわけで、twitter上ではちょこちょこと遊んでいたクラシックPC救済委員会さんの変換番長ですが、HDDイメージの吸出しや書き戻しについて、ブログでもまとめておこうと思います。

変換番長とは、SASI/SCSIインタフェースにコンパクトフラッシュ(以下CF)を接続して、HDDとして使ってしまおうという何とも便利なボードです。
SCSI to CFは割とよくありますが、SASIも使えるボードは寡聞にして聞いたことがありません。X68000もSUPER以降はSCSI標準搭載となりましたが、私はSASIオンリーなX68000 EXPERTオーナーなため、このボードは発表当初からとても気になっており、予約購入と相成りました。

ボード到着後、普通にセッティングして普通に使用してみましたが、ごく普通に使用できたのでした。
私のEXPERTはACアダプタで駆動しているので、HDDもCF化されて、FDDを使わなければまさに無音のX68000です。それはそれで感動ではありますが、変換番長の普通のレビューはクラシックPC救済委員会さんの掲示板や他の方もされていると思うので、バッサリ省略。

DSC_0042.jpg

ここでは、変換番長のCF内のHDDデータをPCに吸い上げてイメージファイル化したり、逆にPC上のX68kエミュレータで使用しているHDDイメージファイルを変換番長のCFに書き戻して実機で使ってしまおうとか、そんな話をしたいと思います。

事の始まりは、変換番長をX68000にインストールして満足したところで、なんとなく変換番長のCFを取り外し、MacにUSBカードリーダ経由でつないでみたことでした。

変換番長のCFをダンプするとそれっぽい文字列が見えていて、手元にあるX68000 HDDイメージである.hdfファイルをダンプしてみるとこれと瓜二つ。

ならば、CFからダンプしたデータを.hdfファイルとしてそのままX68kエミュレータで読み込んで使えるのでは?と考えて拙作のMac版px68kにて読み込ませてみたら、無事に起動しました。
下のtweetではhoge.xdfとなっていますが、実際はhoge.hdfですね。
また40MBをdumpしたのは、X68000実機でHDDを40MBとして領域設定したからです。

うむ、なかなかいい感じですね。
今回はMacを使いましたが、WindowsでもCFの中身をそのまま取り出し、最初の40MBを切り出せばHDDイメージとしてX68kエミュで使えるはずです。
変換番長のCFからHDDイメージを作成できることは確認できたので、次回は複数のHDDイメージファイルをCFに書き戻して実機で使用できることを確認したいと思います。


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