iPhoneソフト開発に向け、XcodeをインストールしSDLを試してみた
そんな訳で、そろそろiPhone向けソフトでも開発してみようと思い立ってから随分と時間が経過してしまいましたが、とりあえずMacにXcodeをインストールしてみました。

ここは本来Linuxで行けよ、という所ではありますが、とりあえずMacで。Xcode付属のiPhoneのシミュレータも優秀な様なので開発が楽かなぁと。まぁLinuxでの開発はまた気が向いたらということで。
最新のXcode 4はご存知の通り有料になってしまい、App Storeにて600円で購入できますが、とりあえず無料のXcode 3を入れてみました。現在の最新は3.2.6です。こちらは、Appleに開発者登録(無料)をする必要があったりしますが、ここでは割愛します。ちなみにひっそりぃは数年前に登録していたアカウントでダウンロードしました。
Xcodeのインストール自体も特に難しいことはないと思います。
Xcodeのインストール途中でMy MacBook Air Late 2010 11インチのファンが初めて回りました。今までファンついていないと思っていたので、ちょっとビビったり。

ここは本来Linuxで行けよ、という所ではありますが、とりあえずMacで。Xcode付属のiPhoneのシミュレータも優秀な様なので開発が楽かなぁと。まぁLinuxでの開発はまた気が向いたらということで。
最新のXcode 4はご存知の通り有料になってしまい、App Storeにて600円で購入できますが、とりあえず無料のXcode 3を入れてみました。現在の最新は3.2.6です。こちらは、Appleに開発者登録(無料)をする必要があったりしますが、ここでは割愛します。ちなみにひっそりぃは数年前に登録していたアカウントでダウンロードしました。
Xcodeのインストール自体も特に難しいことはないと思います。
Xcodeのインストール途中でMy MacBook Air Late 2010 11インチのファンが初めて回りました。今までファンついていないと思っていたので、ちょっとビビったり。
さて、直近の目標はエミュレータを移植することなので、SDLを使おうと思います。SDLを使えばNativeにiPhoneアプリを作るよりは随分と移植作業は楽になるはず。
SDLは、ここらへんからダウンロードします。現在は1.3が開発中で夏にはベータリリース予定のようですが、評価用スナップショットがダウンロードできます。
アーカイブを解凍するとSDL-1.3.0-5538というフォルダができました。中にはREADME.iphoneosというiPhone用のReadMeも入っているので参照するとよいでしょう。内容が微妙に古かったり、実際の動作と違ったりしていますが。
Xcode-iPhoneOS/SDLというフォルダにSDLiPhoneOS.xcodeprojというXcode用のプロジェクトファイルがあります。これをダプルクリックすればXcodeが立ち上がります。
この状態で、おもむろにXcodeの「ビルド」メニューの「ビルド」を実行すると、build/Debug-iphonesimulatorの下にlibSDL.aができあがりました。これはx86コンパイラでコンパイルされた、iPhoneシミュレータで動作するものです。
iPhone実デバイス用のバイナリを作成するには、Xcodeの「プロジェクト」メニューの「アクティブSDKを設定」を「Simulator」から「Device」に切替え、再度「ビルド」メニューの「ビルド」を実行するとbuild/Debug-iphoneosの下に実デバイス用のlibSDL.aが作成されます。こちらは当然ARM用コンパイラでコンパイルされています。
ちなみにシミュレータ用もデバイス用もDebug向けビルドなので、完全にデバッグが終わったら「プロジェクト」メニューの「アクティブなビルド構成を設定」の「Debug」を「Release」に切り替えます。
さて、これだけでは単にライブラリが作成されただけですので、何の面白みもないですね。
せっかくなので、SDLのサンプルをビルドして実行してみましょう。
Xcodeの「プロジェクト」メニューの「アクティブSDKを設定」を「Device」から「Simulator」に戻し、「アクティブターゲットを設定」を「libSDL」から「testsdl」に切り替えます。そしておもむろに「ビルドと実行」アイコンをクリックします。
すると、こんな感じにシミュレータが起動します。デフォルトではiPadのシミュレータの様です。
画像がでかいわっ!

SDLのアイコンをクリックすると、サンプルプログラムがシミュレータ上で実行されます。
実際にカラフルな四角が何枚も描画されていくのですが、スクリーンショットを撮ると一枚しか四角がみえないですね。

ということで、とりあえずiPhone上でSDLが動作しそうなので、今後NP2あたりの移植を試してみたいと思います。
こみいった技術的な話になると思うので、続きはえみゅはにになると思います。
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